★高崎・観音山★
(高崎市)
標高212.4メートルの山頂にそびえる高さ41.8メートルの白衣観音は高崎市のシンボルだ。平成の大修復が1996年3月に完了、観音像が美しく生まれ変わった。
その観音山が、もっとも美しいのが3月から4月にかけてのサクラの季節。白衣観音の周辺にはソメイヨシノが3000本あり、サクラの後にはヤマザクラ、ヤマツツジと花の季節が続く。
山頂にある市営山頂駐車場(250台)を起点に、白衣観音まで400メートルの参道がある。参道に沿って28軒が店を構え、高崎名物のだるまや白衣観音の置物などを販売している。
20体の仏像を安置した白衣観音内の9階の肩越しからは関東平野が一望でき、眺望は抜群だ。
白衣観音の周辺には野鳥の森、染料植物園、清水寺など観光スポットも多い。JR高崎駅から上信バスと市内循環バス「ぐるりん」が山頂を直結しているのも魅力の一つ。所要時間は約25分。
【問い合わせ】 慈眼院(TEL027-326-6131)
【ガイド】 白衣観音は1936年に完成、60年以上も高崎市の発展を見つめてきた。その後、慈眼院が建立され、白衣観音を守ってきた。年末には恒例となったすす払いが行われる。関越道前橋、高崎、上信越道藤岡、吉井の各インターから車で15〜20分。胎内拝観は午前9時から午後5時(冬期午後4時30分)。拝観料は大人(高校生以上)300円、子供100円。
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