★吹割の滝★
(沼田市)

2005年8月更新
尾瀬の雪解け水がせせらぐ清流、片品川。
その渓谷下流域に、片品川が長い年月をかけ、川底を侵食して作り上げた名勝「吹割の滝」がある。

高さ7m、幅30mあまりの瀑布は“東洋のナイアガラ"と呼ばれるにふさわしく、昭和11年12月16日に、国の天然記念物に指定された。
NHKで放映された大河ドラマ「葵徳川三代」オープニングシーンに登場するのはこの滝で、年間130万人の観光客が壮観な眺めを楽しんでいる。

中州の浮島にかかる吹割橋と浮島橋、国道120号の吹割大橋で結ぶ一周2キロ余りの遊歩道を散策。
高台の観瀑台に立てば、吹割の滝と鱒飛の滝、般若岩も一望出来る。
遊歩道の一部は、水量が比較的少なければ、滝つぼをのぞき込める岩盤まで歩み寄れる。
くれぐれも近寄りすぎて、岩場のぬめりに足をとられないように!

国道沿いには土産店が軒を連ね、シーズン中は何台もの大型観光バスが出入りするにぎわいになる。

【問い合わせ】
沼田市役所利根町振興局
(TEL0278-56-2111)

【周辺ガイド】
老神温泉は車で10分ほどの距離。
冬になると武尊高原、片品高原、丸沼高原といったスキー場点在するため土、日は混雑する。
日本ロマンチック街道を奥日光方面に向かうと、丸沼、菅沼がある。
関越道沼田ICから約30分。

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